『粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白』著者からのメッセージ

応援をしていただいている皆様へ

 東京地検特捜部に私が逮捕、起訴されてから、1年半が経ちました。中小企業の粉飾決算に関与したコンサルタントとして詐欺罪に問われ、一審、二審とも2年4ヶ月の実刑判決となり、現在上告中です。

 昨年9月以来、石塚健司著「四〇〇万企業が哭いている(講談社)」の出版後、このホームページ(佐藤真言さんを応援する会)を学生時代の仲間達が手弁当で作ってくれました。同HPを通じて皆様からいただいた署名は250通近くにのぼり、刑事被告人として毎日不安と孤独の中におります私にとって、全国の見知らぬ皆様から頂く温かいメッセージが、どれほど生きる応援歌になったことか。本当に、本当にありがとうございます。

 さて、本日(3月29日)、毎日新聞社様から機会を頂き、本を出版させていただくことになりましたので、皆様にご報告いたします。

 『粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白』という題で、私の事件を当事者の立場から描いたノンフィクションです。ぜひ手に取っていただき、お読みいただければ、これほど嬉しいことはありません。

 今後とも、ご支援、応援をいただけますようお願い申し上げます。
 季節の変わり目でございます。どうぞお身体を大切になさってください。

平成25年3月29日
佐藤 真言