粉飾決算・震災詐欺事件について

四〇〇万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日
『四〇〇万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日』
(石塚健司 著)

 平成23年9月15日、コンサルティング会社取締役の佐藤真言氏は、詐欺の罪で東京地検特捜部に逮捕、起訴されました。
 その後佐藤氏は、一審判決で懲役2年4か月の実刑判決を受けました。高裁では控訴棄却、その後上告を行いましたが、最高裁第一小法廷は上告理由に当たらないとして上告棄却の決定を行い、佐藤氏の実刑が確定いたしました。

 佐藤氏の収監が決定し、2年4ヶ月の刑に服すことになりました。

 この事件は、中小企業を舞台としたものであるため、これまでマスコミをはじめ世間ではほとんど注目されてきませんでした。しかし、平成24年9月、講談社から『四〇〇万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日』(石塚健司著)が発売され、有識者から一般の方に至るまで、幅広い方々の目にふれることとなりました。

 この書籍は、「特捜部のはき違えた正義」が「普通に暮らしていた市民」の生活を踏みつぶしていった経過をつぶさに明らかにした迫真のドキュメンタリーとして、高く評価されています。

粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白
『粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白』
(佐藤真言 著)

 また、この事件については、作家の高杉良さんが産経新聞で、「検察庁が我が国の経済を根こそぎ破壊している真実を知らしめる迫真のドキュメンタリーである」と評価されているほか、「『正義を失った検察』の脅威にさらされる『400万中小企業』」として、郷原信郎弁護士が自身のブログで紹介されています。また、ジャーナリストの江川紹子さんも、ご自身のツイッターで「中小企業いじめ事件」と評されるなど、大きな注目を集めています。

 さらに平成25年3月には、佐藤氏本人による著書『粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白』が毎日新聞社から出版されました。

 佐藤氏本人は、収監され、現在は服役中の身ではありますが、このサイトを継続して残すことで、この事件が一人でも多くの方の記憶に残り、知っていただくことができればと思っております。

 皆様の温かい応援を心からお願い申し上げます。